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月別アーカイブ: 2014年7月

胃潰瘍の痛みに苦しむ男性

宅急便屋さんのお兄さん。推定45歳。

2年前に胃潰瘍に罹った時、ピロリ菌を除去してもらった。
しかし最近再発したもよう。

前回は空腹時の胃痛が主症状であったが、今回は常に痛む(来店時は差し込むような痛み)。
痛みだすと前屈みの姿勢になって素早く動けない。
逆流感がある。(→枳実が入っている薬方がより良いと思った)
現在の職業に就いてからストレスの連続である。

以前の治癒例もあるので、次の2種を渡す。
柴胡疏肝湯エキス2g×3回
ワタナベ活性型オイスター6粒×2回  3日分。

2回服用後、痛みがなくなったと報告に来た。

3日分飲みきった後、「差し込むような痛みは全くないないです!」と言って元気に走り回っている。
「あれほど痛かった胃潰瘍が僅か3日で治るとは思えないからしっかり養生せなあかんで。」と注意しておいた。

 

頻尿に悩む男性その後(過活動膀胱)

2週間前に来店された男性。

1週間前に来店された際は同じ内容のものを継続して頂いた。
2週間続服されて今日・・・

1回の排尿量は増加し勢いもあるという状態になった。
しかし頻尿の方は少し良いようだという程度。
かつて過活動膀胱と診断されたこともあるということで、次の如く変更する。

即ち
猪苓湯
柴胡疏肝湯
芍薬甘草湯

結果は如何に???

 

 

脳が委縮していると診断された老人(認知症)

78歳男性。初回相談平成24年2月12日。
医師から脳が委縮していると言われショックを受けているとのご相談。

医師から脳内の神経伝達物質アセチルコリンを分解する酵素の働きを抑える薬をもらっている。
症状は目立った認知機能低下はないが、手が震えて上手く写真が撮れない。家族の方も危なっかしくて1人にできないとのこと。
耳鳴り、難聴、前立腺肥大、夜間排尿2回、低体温、足冷え

以上のことから
1)腎の弱り
2)脳内の情報伝達物質の不足
3)全体的な機能低下

故に、
八味地黄丸料(腎の強化:腎は髄を生じる⇒脳は髄の上端)
補中益気湯(諸機能の底上げ)
ワタナベ活性型オイスター(脳内の情報伝達物質生産促進)

服用1か月後、手の震えがなくなり写真が綺麗に撮れる。
半年後には低体温が解消(平熱が36.2~37.0℃に上昇)
続服すること2年余り、再検査の結果「脳の委縮は確認できない」と診断される。

続・頻尿に悩む男性(前立腺肥大症)

1週間前に来店された男性

猪苓湯+腸癰湯を1週間服用した結果は・・・
排尿の回数に変化は感じないが1回の尿量は増加した。また尿道の通りが良くなったと実感している。尿に勢いが戻ってきた。切迫感がある。

膀胱や尿道の緊張を緩めれば頻尿や切迫感が改善されるのではないかと思い芍薬甘草湯を追加した。 7日分。

また、頻尿とは別の相談があるとのことで聞くと
早朝覚醒がある。尿意で目が覚めるのか目が覚めているから尿意を感じるのかは不明である。
最近睡眠不足で身体がシャキっとしない。身体が元気になればプラス思考脳になると思うとも言う。

そこで、ワタナベ活性型オイスターを薦める。1日6粒2回。

1週間後の来店を約束する。

こむら返りが辛いと訴える女性

初老の女性。
睡眠中にこむら返りに襲われる。1回起こると数夜連続で起こる。

芍薬甘草湯も考えたが、セミナーの席でワタナベ活性型オイスターが良いと聞いていたので、追試してみようとお薦めする。

3週間ほど飲んだところで別の用件で来店されて言うには、「オイスターを飲みだしてから全くこむら返りは起きません。」とのことで、追加購入された。

その数十分後、初老の男性も「こむら返りから解放された!」と言って追加購入された。

素晴らしい哉!ワタナベ活性型オイスター。

頭がパンパンに張っていると訴える女性

中国人女性46歳。
初回来店7月4日。

最近、中国に居る父親が癌に罹っていると知り心配で心配で・・・
それ以来頭の膨張感を感じるようになり、寝つきも悪くなる。夢をよく見る。
薬局で頭痛薬を薦められて服用したが治らなかった。

二便正常。舌も異常無し。
お父様の病気がストレスとなり、頭の中に活性酸素が充満しているのでしょう・・・
ということで下記の組み合わせをお薦めする。

柴胡疏肝湯
ワタナベ活性型オイスター6粒×2回  各3日分

7月7日2回目来店.
頭の膨張感が減ってきた。
夜1時を過ぎないと眠たくならなかったが、服薬開始後は11時になると寝てしまう。

調子が良くなっていくのが実感できるので、7日分追加購入された。

HbA1c、中性脂肪、コレステロールの簡易検査開始!

DSC_0150.jpg
昨日、測定機器が入りました。約15分でセルフチェックできるので、是非お気軽にご利用頂けたらと思います。もし、良い結果が出なかったら受診をお薦めしたり体操教室をご紹介したり致します。

頻尿に悩む男性(前立腺肥大症)

H.Mさん57歳。7月2日初回来店。ホームページを見て来られる。

約2年前から頻尿で悩んでいる。
排尿の回数は多いが、1回の量は少ない。尿に勢いがない。排尿直後に尿意を催すこともある。
泌尿器科では前立腺肥大症とか過活動性膀胱などと診断され、投薬を受けたが改善しなかった。そこで漢方薬を思いついた。

痩せ型、浅黒い皮膚。芸術家タイプ。
便通正常。コーヒーをよく飲む。尿意は午前中に多い。夜間排尿0~1回。冷えはない。
舌候はやや胖大で歯痕あり。

漢方薬は猪苓湯+腸癰湯(チョウヨウトウ) 7日分
補中益気湯の併用も考えたが、上記で様子を見る。

さてさて、1週間後にどうなりますか・・・つづく

 

40年振りに膀胱炎になった女性

以前に下痢(しぶり腹)で登場したK.Tさん。

6月26日来店。22日(日)に百貨店のトイレでビデを使ってから様子がおかしかった。
頻繁に起こる尿意、黄色い尿がチョロチョロ、尿道がキューッと痛い、尿道に熱感がある。

猪苓湯+黄連解毒湯+芍薬甘草湯
多めの水で服用するよう指示。

4日分でほぼ回復。3日分追加。

黄連解毒湯は、より熱症状(黄尿、尿道熱感)を緩和できるように。
芍薬甘草湯は、排尿痛と尿琳歴を緩和するため。
何故かこの時は竜胆瀉肝湯(一貫堂)は思い浮かばなかった。

ところで、このK.Tさん、しぶり腹は良くなったが未だにやや軟便気味と言う。
聞くと、職場ではほとんどオシッコが出ない。水分を摂っているにもかかわらず。
せっかく飲んだお茶や水が身体を潤さずに腸からそのまま出て行ってしまっているものと思われる。

7月2日来店。症状は治ったが、排尿前に少し不安になるとのこと。
不安感を取り去るためにも泌尿器科の再受診を勧める。